極度の水不足に苦しむ庶民は、2025年までに世界で18億人に達する。この予測を受け、海水を淡水化する脱塩技術が注目を集めている。しかし、水危機対策の切り札として強みを発揮するには、当局や専門家が先頭に立ち、高コストと非効率性を改善する必要がある。脱塩プラントの年間真水生産量は、2016年には3800万立方メートル 続きを読む »
ダム撤去でサケは戻るか? アメリカ
7月 30th, 2011
world アメリカ西部を流れるクラマス川のダム4基を撤去し、危機に瀕するサケを保護する注目の計画がいよいよ連邦議会で審議される。撤去対象となるのは、カリフォルニア州にあるアイアンゲートダム、コプコ第一ダム、コプコ第二ダム、ジョン・C・ボイル(John C. Boyle)ダム。関連事業も含めた総費用は約10億ドル(約780億円)に上り、 続きを読む »
日常茶飯事? 中国青島で藻が大発生
7月 28th, 2011
world 中国東部、山東省の青島(チンタオ)で、藻が大量発生した(7月15日撮影)。藻の大発生は中国ではさほど珍しくない。例えば2008年の北京オリンピックの際にも、青島で予定されていたセーリング競技の開催が危ぶまれる事態にまで発展している。「あのときは1万人以上の作業員が動員され、大量の藻を取り除く作業が進められた。 続きを読む »
進む海の汚染、フィリピンの新種
7月 3rd, 2011
world アメリカに拠点を置くカリフォルニア科学アカデミーが、フィリピンのルソン島やその近海で生物調査を行った。採取された大量の海洋生物は船上で分類される。動物学者リック・ムーイ(Rick Mooi)氏(右)が手にしているのは、深度460メートルに生息するウニ。深海調査では、フィリピン漁業水産資源局が管理する船で海を巡り、 続きを読む »
バイオ燃料生産と森林保護を両立
6月 25th, 2011
world インドネシアで樹木からバイオ燃料を生成するプロジェクトが進んでいる。主導するのは、熱帯雨林の研究者ウィリー・スミッツ氏。インドネシアで熱心な環境保護活動に取り組む人物として知られ、30年以上、東南アジアの島々で生態系の研究に取り組んできた同氏の洞察力が産んだプロジェクトだ。同氏は、ある植物を利用すればバイオ燃料の生成に 続きを読む »
メキシコ湾で増加する魚の生殖器異常
6月 5th, 2011
world メキシコ湾の酸欠海域「デッドゾーン」で、魚の生殖器異常が多発していることが明らかになった。デッドゾーンの原因は、ミシシッピ川から流れ込む農業排水などが引き起こす藻や微生物の異常繁殖だ。海水中の酸素が大量に消費されるため、他の海洋生物が死滅し、広範囲に及ぶ「死の海」となる。 続きを読む »
抗うつ剤が脅かす五大湖の生態系
6月 1st, 2011
world 下水道に流れ込んだ抗うつ剤が、生態系に重大な影響を及ぼす可能性が明らかになった。アメリカ、ペンシルバニア州北西部のエリー市で、抗うつ剤「プロザック」に含まれる有効成分フルオキセチンが微量検出された。これが五大湖の微生物を大幅に減少させているという。 プロザックなど抗うつ剤は、微量ながら世界中の飲料水や親水施設で検出されている。 続きを読む »


